オール
賃貸を熟知。ムダのない賃貸経営をバックアップ
「収益不動産を扱っているスタッフ全員が賃貸仲介の経験者です。だからこそ入居者が何を求めているかがわかります」と語るのは、自身も20年以上の賃貸仲介経験を持つ「オール」の吉仲潤一専務。
現在も本社ビル1階で直営の賃貸仲介店舗を運営しており、入居者ニーズはリアルタイムで入ってくる。これを企画物件に反映させている。入居者が欲する設備を厳選して導入し、ムダを省くからこそ、高い利回りと高入居率を両立できている。
家賃設定にも賃貸仲介の経験が生かされている。
エリア、さらにはより細かな立地条件に応じて、1000円単位で家賃を上下させる。経験とノウハウに裏打ちされた無理のない緻密な家賃設定は同社ならでは。2006年の創業以来、自社新築企画物件での家賃値下げが一件もないことが、家賃設定の正確さを物語っている。同社とならば長期的に安全な賃貸経営ができるだろう。
設備面では、かねてから標準装備にしていた都市ガスが、このエネルギー高でさらに評価されている。
「当社は建てて終わりではなく、管理も手掛けています。先を見据えて、10年先も入居者確保に困らない賃貸住宅にしなければなりません」(吉仲専務)
地下鉄やJR徒歩圏、もしくは札幌中心部など、利便性の高い土地に絞るのも将来を見据えてのこと。古くなっても利便性が高ければ入居者確保は容易だ。
自社で施工部門を有しているのも強みだ。アパート・マンションの企画会社は数多くあるが、自社で施工部門を持っている企画会社となるとそう多くはない。自社施工で建築費を抑えると同時に、将来のメンテナンス費用も抑えられる。企画から施行、管理、入居付けまで一貫して行うのが、〝オールの流儀〟だ。
相続対策として賃貸経営を始めるオーナーも増えているという。
「現金で相続するよりも不動産の方が節税できるからです。また、不動産は流動性が悪いとお考えの方も少なくありませんが、実は売りやすい。出口戦略からも賃貸経営はおすすめです」と吉仲専務はアドバイスを送る。