北広島おぎの眼科が待ち時間の短縮を実現
「北広島おぎの眼科」(荻野哲男院長)が機器の導入や取り組みで待ち時間を短縮している。昨年導入した自動精算機により、会計時の渋滞や混在が解消されている。
病院で煩わしいものの1つに待ち時間の長さがある。診察開始まではもちろん、終了後の会計時にも待たされるケースは多い。
こうした待ち時間の短縮に取り組むのが「北広島おぎの眼科」だ。
「先進的な医療機器を道内に先駆けて導入することで、精度はもちろん検査や手術時間の短縮化にもつながっています」と荻野哲男院長。
同院は〝より良い医療の提供〟をモットーに2012年開院した。札幌中心部に行かずとも網膜硝子体疾患や白内障の日帰り手術が受けられる環境を整えている。
開院10周年となった昨年からは、院内待ち時間の短縮に取り組んでいる。
まず、22年11月にコンタクト処方を終了して、日帰り手術中心の診療体制に変更した。これにより手術までの待ち時間が減少し、待合室の混雑状況も大幅に緩和されている。
同年12月には、受付カウンター脇に自動精算機を設置した。会計時の渋滞がなくなりスムーズな支払いを実現している。
荻野院長は「当院はJR北広島駅から徒歩1分の距離にあり新千歳空港からも近いため、道外からも患者さまが訪れています。お待たせすることがないようにしていきたい」と話す。