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北広島おぎの眼科が新型OCT導入で待ち時間を短縮

高精細な画像化が可能な新型OCTを昨年12月に導入

JR北広島駅前の「北広島おぎの眼科」は、昨年末に3台目のOCT「光干渉断層計)を導入。検査の信頼性向上に加え、迅速な治療で待ち時間の短縮も実現している。

「北広島おぎの眼科」は、各種眼科疾患の日帰り手術に重点を置いており、2023年の年間手術件数は、白内障手術が2011件(うち多焦点眼内レンズが38件)、硝子体手術270件、緑内障手術33件を数えている。

 先進的な医療機器もいち早く導入する。OCTは、近赤外光を利用して網膜の断層を撮影する眼科機器。緑内障や加齢黄斑変性などの診断や経過観察などにも用いられるもので、同院ではこれまで2台を活用して診療を行っていた。

 3台目となる新型OCTは、従来機に比べて小型だが、一度に広範囲かつ高精細で撮影することが可能。また、タッチパネル操作で両目の画像撮影を自動で行えるため、撮影者のスキルに左右されずに効率的な検査が可能。病変を見落とすリスクを低下させている。

「3台体制で検査スピードも速くなりました。患者さんの待ち時間短縮につながっています」と荻野哲男院長。

 同院は、充実した診療体制とアクセスの良さから、札幌や周辺都市からも患者が来院しており、荻野院長は「今後も、迅速さと安全性にこだわった治療を提供していきます」と語っている。

荻野哲男院長