無人警備「スマートセキュリティ」の導入が進む
秋庭 征富氏 北幹警備保障社長
夜間の有人警備を機械警備もしくは少人数にする「スマートセキュリティ」は、病院を中心に導入が進んでいる。また、並行して新たなニーズも生まれてきたという。
「有人警備を維持しつつ、遠隔でのインターホン対応、電気錠での入退室の遠隔管理など部分的な導入を検討していただくケースが増えています」
警備業界も人材不足が深刻だ。職場環境を快適にする一環として休憩室を新設する。
「1人でくつろげるおしゃれカフェのような空間になります。23年は人材確保が最優先。働き方改革に沿った短時間労働を推進していきたい」
かねてから〝お役立ち企業のプロフェッショナル〟を目指してきた。
「警備はサービス業。困りごとを相談される会社でありたい。問題を解決してお客様が成長すれば、おのずと当社のサービス利用が増える。〝自他共栄〟です」