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うめつ内科 糖尿病・内分泌クリニック

梅津 正明 院長
うめつ・まさあき/1997年岩手医科大学医学部卒業。99年北海道大学第2内科(糖尿病・内分泌分野)入局。2007年同大大学院医学研究科病態制御学専攻博士課程修了後、08年北海道医療センター糖尿病・脂質代謝内科。10年開業。日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。

慢性疾患を適切に管理し、動脈硬化性疾患を防ぐ

 2025年は、国民の5人に1人が75歳以上の後期高齢者になると言われており、慢性疾患に対する医療の重要性も高まっている。

 梅津正明院長は糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの慢性疾患が専門だ。

 診療では豊富な知見をもとに、生活習慣や環境、検査結果から中長期的な観点で治療法を提案する。

 また、これらの慢性疾患の悪化が脳梗塞や脳出血、狭心症や心筋梗塞といった動脈硬化性疾患を誘発するため、検査では特に動脈硬化の状態を注視している。

 動脈の硬さや閉塞を測定する「血圧脈派検査」や、頸動脈エコーを用いた血管機能検査も実施。数値の推移や状態は、5~10年の長期スパンで見極める。

「昨今、介護にかかる費用負担や介護疲れといった問題が話題ですが、動脈硬化性疾患は要介護状態となるリスクになっていることを知ってほしい。日頃から慢性疾患を適切に管理し動脈硬化性疾患を予防することが、将来の介護負担を減らすことにつながります」

イラストが特徴的な外観。駐車場は5台分を備える