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真嶋内装

自社でもANS風力発電機を導入している

リフォーム事業を軸に風力、農園事業の底上げを図る

 7つの事業を展開する「真嶋内装」。なかでも近年注力しているのは、風力発電事業と農園事業の2つだ。

 風力発電事業に本格参入したのは2023年から。住宅や施設向けに「ANS風力発電機」の施工と設置を手掛けている。

 真嶋彰社長は「縦型式の小型風力発電機を複数台接続して発電します。従来のプロペラ型小型風力発電機と比べ、価格や設置工事費が安価で振動や音も少ない。微風でも安定した発電効率を保てます」と話す。

 また、同事業スタートに合わせて「J・SEG」(本社・札幌市)を設立。風力発電機やモーター発電機の開発と製造、販売や設置からコンサルティングまでを担っている。

 同じく23年から開始した農園事業では、余市町に約2万坪の土地を取得し、ワイン製造用のぶどう農園を開設した。自然栽培やコンパニオンプランツを軸にした農園を目指しており、今夏からはトマトやカボチャなどの野菜類の販売も予定している。

「今後は自社農園で収穫した野菜を加工し、犬などのペットも食べられるフリーズドライも開発していく計画です。本業を軸に多角的に事業を展開していきたい」と真嶋社長。

 

真嶋彰社長