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働き方改革見直し、好奇心の目で変化と向き合う

(さとう・よしお)1953年札幌市生まれ。77年行政書士佐藤良雄事務所開設。87年キャリアバンク(札証本則上場)、97年給与計算のエコミック(東証スタンダード・アンビシャス上場)設立。士業グループにSATO社労士法人、日本社労士法人、SATO行政書士法人、労働保険事務組合等がある。キャリアバンク職業訓練協会会長。日本語学校・ジャパンランゲージ会長。

佐藤 良雄氏 キャリアバンク社長

 働き方改革が推し進められているが、道内人材派遣業の草分けで最大手のトップは「今の働き方改革では、国も日本人も成長して豊かになることは難しい。残業が無いことや退職率が低いことが良い会社の条件ではない」と言い切る。

 未来の自分を創るために必要な努力ができる環境と、たくさんのことに挑戦できる可能性こそが重要との考えだ。

「具体的に言えば、もっと働きたい人、働かねばならない人が働けない仕組みを早く見直しすることが必要では…」

 25年はテーマに「好奇心」と「リスクテーキング」を掲げる。

「アメリカや日本の政局が大きく変わり、働き方改革や解雇規制、インフレなど大きな変化が起きそう。それを否定的な目ではなく、好奇心を高めて変化と向き合う。そしてリスクを取りに行けば多くの商機があると思います」