ミサワホーム北海道が「MBPフォーラム」を開催
ミサワホーム北海道が、10月24日に札幌市のホテルで取引先との情報交換を図る「MBPフォーラム」を開催。竹中宣雄ミサワホーム前会長の講演も行われ、160人が参加した。
「MBP(メンバーシップオブビジネスパートナー)フォーラム」は、ミサワホーム北海道(本社・札幌市、三村勇司社長)が、取引先企業と情報共有を図るため年1回開催されている。
昨年まで「MRDフォーラム」として、不動産業界を中心に行われていたが、今年からは取引先やビジネスパートナーの枠を越え、地域の事業者や異業種にも対象を広げ、約160人が出席した。
開会のあいさつには水本健一北洋銀行専務執行役員が登壇。「半導体やGXなど、北海道は今後も経済成長が見込まれる。人口流入などで住宅業界に好影響がが期待できる」と述べた。
講演会の第1部では、ミサワホーム前会長で環境共生まちづくり協会の竹中宣雄会長が「住宅業界の課題」をテーマに講演。災害対策や人口減少、資源高など業界の現況と対応について語った。
第2部は、秋本茂ミサワホーム技術部担当部長による「南極セミナー~南極から学ぶSDGs・南極から月への挑戦~」。南極関連事業で昭和基地の建物作りに携わり、2009年に第51次南極地域観測隊越冬隊にも参加した技術者による極寒地や宇宙空間の住居の可能性についてを講演。地域や異業種からの参加者にとって貴重な情報収集の場となった。