ほっかいどうデータベース

札消防災

入念な点検を実施

多くの技術者を抱える消防設備のプロ集団

 1976年創業の「札消防災」は、消防設備の設計や施工、保守、販売を手掛ける防災設備のプロ集団だ。

 社員の9割が現場作業を担う技術者で構成されているため、大型のオフィスビルや商業施設といった人員が必要な現場にも迅速に対応できる。

 事業は「設計・施工業務」と「保守業務」の2つが柱で、現場ごとにチーム体制を構築。

 酒井栄一社長は「当社は現場ごとにチームを固定化することで、設備の劣化などを迅速に把握できる体制を整えています」と語る。

 また、同ページに掲載している「北海道消防機材」からの依頼も数多く担当。長年にわたり関係値を築いていることから、両社は強固な信頼関係で結ばれている。

「何となく〝火災は起こらないだろう〟と、消防点検を軽く捉えている人は多い。こうした意識改革を行うために点検の重要さを啓蒙していきたい」と酒井社長は語る。

チーム体制を構築して作業にあたる