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ロゴス

金澤亜紀子社長(右)と4月入社の上池健大氏(左)

中古物件の入居率向上から売却まで多様な提案が可能

 管理、賃貸仲介、売買仲介を主事業とする「ロゴス」。特に中古物件のコンサルティングを得意とする。

 入居率向上や家賃アップを考え、近年はエアコン導入を検討するオーナーが多いが、金澤亜紀子社長は「いまやエアコンは、退去者抑止にしかつながりません。物価上昇の中なので、むしろ最低限の設備投資のみで周辺より低い家賃をPRすることが差別化になります」と提案する。

 低家賃の物件では電気代の観点からエアコンの重要性は低く、また、在宅する入居者が多いケースでは、人気の宅配ボックスなども不要となる。

「もちろん積極的な家賃アップも推奨します。当社には、新築企画会社からの値付けの相談が持ち込まれるなど多くの情報が入ってきます。中古物件の家賃も新築並みに上昇しており、入退去のタイミングで検討しましょう」と金澤社長。

 また売却では、相続に関わる相談が増えている。遺族が「換金を急ぐか」「時間があるか」に応じて、その段階で最も高い売却価格を迅速に算出する。

 さらに4月から社員を増員し、応接ブースもリニューアルした。新体制で業務を行っている。