コスモ建設

　１９８４年創業の地場ハウスメーカー。創業から40年間で、道央圏を中心に約４０００棟の住宅を供給している。

　高山寿彦社長は「創業以来、全ての住宅に枠組壁工法（ツーバイフォー・ツーバイシックス）を採用しています。積雪寒冷地である北海道に適した暖かく快適な住宅です。床・壁・屋根の６面を一体化した強固なモノコック構造で、高い耐震性を発揮するほか耐久性・耐火性に優れています」とその特徴を語る。

　大工集団の「コスモフレーミング」を組織し、家づくりの根幹である構造躯体を完全直営で施工。基礎から壁、天井をボルトで緊結した新耐震補強　「NOERS」など独自の技術も盛り込まれている。さらに、北広島市大曲の自社パネル工場で現場作業以外の全工程を行い、高品質と工期短縮、コスト削減を実現している。

　セレクトスタイル規格住宅「ＬＣシリーズ」などプランも豊富。着手から竣工までを記録する「思い出アルバム」、施主自ら柱などに金の釘を打ち付けるセレモニー「金の釘」など、オーナーの家づくりに寄り添う企業姿勢も大きな特徴だ。

　高山社長は「道民のみなさまが快適に暮らせる住宅を提供することは、この地の気候風土を知り尽くした我々地場企業の使命です」と意欲的に語る。