ほっかいどうデータベース

釧路陵墓公苑

今年4月に新築オープンした陵雲閣

永代供養を中心に故人も遺族も安らげる空間を提供

 山々に囲まれ〝緑あふれる公園のような霊園〟として親しまれる「釧路陵墓公苑」。釧路市中心部から車で15分ほどの丘の上にあり、広大な敷地からは美しい釧路湿原が展望できる。

 近年は、苑内施設を更新しており、今年も4月27日には本堂と納骨堂、法事会館、会食会場を併設した「陵雲閣」が新築オープンした。

「大きな窓からは季節の彩りが広がっており、故人をゆったり偲ぶことができる空間となっています」と同苑の担当者。

 館内は冷暖房も備え、季節問わず快適に過ごせる。内装も和モダンで統一されており、来苑者からは「落ちついて過ごせる」と早くも好評だ。

 また、墓所は永代供養付きが主流で、申し込み後の費用がかからないのが特徴。「墓を建てても後継者がいない」「墓じまいをしたいが供養は続けたい」という人に推奨できる。僧侶による毎朝の読経と清掃、除雪などの管理が付いている。

 中でも人気は樹木葬「ひだまり」(1区画38万円~)だ。このほか合葬墓の「永代合祀供養塔」(1人7万円~)や家族墓石の「永代供養墓」(1基198万円~)もある。来年にはペット葬も予定している。

 同苑の担当者は「苑内には当苑の僧侶が常駐し、お墓の相談から建立、修理まで自社スタッフが対応します。ご高齢の人や徒歩で移動が困難な人にもご利用いただけるサービスをご提供しております。〝人を想う気持ちを何よりも大切に〟を信条に365日お待ちしています」と話す。

 

黎明山金剛寺の僧侶が常駐
永久墓形式の「永代供養墓」