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札幌学院大の学生が考案したモデルハウスが公開

メディア説明会でテープカットを行う学生

札幌学院大学とロゴスホールディングスが連携した「モデルハウスプロデュースプロジェクト」で、大学生が企画したモデルハウスが3月2日に公開された。

「モデルハウスプロデュースプロジェクト」は、昨年4月から開始したもので、札幌学院大学経済経営学部経営学科の学生4人が参加し「つながる家」をコンセプトに住宅を考案。建築はロゴスホールディングス(本店・帯広市、池田雄一社長)のグループである豊栄建設(本社・札幌市、浦田和洋社長)が担った。

 学生が、市場調査や顧客層とコンセプトの設定、外観や内観を考案し、豊栄建設へプレゼンテーション。販促や広告までモデルハウスの建築にかかわる一連の流れを実体験した。

 モデルハウスは、同社が分譲中の住宅地「プラチナアベニュー」(札幌市厚別区厚別東5‐3)の一角に建設、3月2日から公開されており、同10日にはメディア説明会も実施した。

 浦田社長は「コロナ禍で学生と社会の接点が少なくなっていたことを受けて始めたプロジェクトです。当社のスタッフも改めて家づくりのおもしろさを学びました。学生の皆さんに、ものづくりの楽しさややりがいを感じてもらえれば」と話す。参加学生からは、「1年で大きく成長したことを実感しています」との声があがった。 

工夫をこらしたモデルハウス