ほっかいどうデータベース

イーリオ・ランド

〝電気を持ち運ぶ〟がコンセプトの「HUG‐400A」

防災・減災事業から8項目を実践。独自商品の販売も

 LED照明設備工事や防災・救護製品販売などでSDGsに取り組む「イーリオ・ランド」。なかでも独自商品の開発と販売を手掛ける防災・救護事業は独創的だ。

 2019年に、防災非常用品がセットになった国内初の救急・備蓄用品収納ボックス「DRB」を開発。蓄電池やAED、非常食などの災害時に役立つアイテムをパッケージ化した商品として注目されている。

 澤田良治社長は「災害時の備えを1つにまとめることで、地域の〝防災ステーション〟としても機能します。万が一の時も命をつなぐ避難所という概念を具現化した製品です」と話す。

 ほかにも、防災機器メーカー「プライム・スター」(本社・東京都港区)の販売代理店として、小型ポータブル蓄電池や太陽光パネル、投光器を収めたボックス「EPB」も取り扱っている。

 小型ポータブル蓄電池の「HUG‐400A」は単体でも販売しており、重量は約5㌔と軽量ながら蓄電量は390Whと大容量なのが特徴。〝電気を持ち運ぶ〟をコンセプトに開発されたものだ。

「防災対策は〝持続可能な北海道〟のために必要不可欠。今後も防災・救護事業をさらに拡大していく計画です」と澤田社長は話す。

 

澤田良治社長