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北海道電気相互が「脱炭素経営EXPO」に出展

移動型電源車と急速充電機を設置した出展ブース

北海道電気相互(本社・札幌市、高橋伸和社長)が、2月28日~3月1日に東京ビッグサイトで開催された「第4回脱炭素経営EXPO」に出展。多くの来場者がつめかけた。

「脱炭素経営EXPO」は、再エネルギーや自家消費型電力、太陽光、エネルギーマネジメントシステムなど、さまざまな企業向けの脱炭素ソリューションが出展される展示会。会場には脱炭素経営を目指す企業の経営者や幹部が多く来場した。

 北海道電気相互が展示したのは「移動型電源車」と「急速充電器」の2つ。

 移動型電源車は大型の発電機を搭載した車両で、停電発生時や緊急時などに電力を滞りなく供給することができる。発電の仕組みは、車両のエンジン駆動力を用いて発電機を動かすもので、従来の設置型発電機と比較し少ない燃料で同量以上の発電を可能にした。

 急速充電器はEV(電気自動車)の充電器で、世界統一規格の「CHAdeMO(チャデモ)」に対応。バッテリー残量が5%以下から満充電までにかかる時間を約2時間30分で完了できる。EV普及には充電インフラの整備が急務だが、本製品が普及の役割を担う期待も大きい。

 同社ブースでは、BCP対策やEV車に関心の高い来場者が多く集い、製品のデモンストレーションや商談が活発に行われていた。

多くの人が訪れ、商談も活発に行われた