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北海道の新たな成長の実現に向けて責務を全う

(やすだ・みつはる)1959年札幌市生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後83年北洋相互銀行(当時)入行。05年宮の沢支店長、07年8月~09年3月まで石屋製菓に出向。13年執行役員融資第一部長、14年取締役経営企画部長、16年に常務を経て18年4月から現職。

安田 光春氏 北洋銀行頭取

 日本国内において23年は、長く続いたコロナ禍から経済社会活動の正常化が進んだ。 

「北海道では『再生可能エネルギーや脱炭素のGX』、『次世代半導体製造拠点進出』という、2つの大きな産業が芽吹き始めた。これらには大規模な投融資が見込まれており、北海道の未来を一変させる可能性を秘めている」と新たな潮流を見据える。

 24年は「育ち始めるこうした芽の成長を北海道経済の成長につなげるために、地域金融機関の責務として北洋銀行グループを挙げて投融資をはじめとしたサポートを充実させる」と決意を語る。

 現在、新たな中期経営計画「『新たな成長へのチャレンジ』 ~お客さま、地域と共に持続可能な成長を~」 も進行中。

「新たな年も〝変化を恐れず、自ら考え挑戦する〟を実践し、北海道の新たな成長の実現に貢献していく」