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玄米酵素

鹿内正孝社長(左)と真山政文コーケン社長

〝医食同源〟を推進。24年は包材をスティックへ変更

医食同源」――玄米酵素グループが推し進める理念だ。

 鹿内正孝社長はこう手応えを口にする。

「医療と食の改善が一つにならなければ健康は取り戻せない。そのように考える潮流、うねりを日を追うごとに感じています」

 それを象徴するのが、同社の思いに共鳴し、食による予防医療を推進する提携医師(医療特約店)の増加だ。23年だけで105件が増え、現在では全国で355の医療機関と提携している。

 主力商品の健康補助食品「ハイ・ゲンキ」シリーズに加え、23年11月には新商品「かなう玄米」の販売もスタートした。この商品は従来の玄米より栄養成分を含む胚芽が大きい品種を使用した。炊飯器でも手軽に炊け、もっちりとしたおいしい玄米を手軽に食することができる。

 こうした食品販売のほか、自然食レストランや自然食ショップ、自然食料理教室などを通じて、「正しい食生活」(食事道)の普及に尽力している。

 石狩管内当別町には自社工場と研究所を構える。有機栽培の契約農家に委託作付けされた玄米を原料に使用し、徹底した品質管理の下で製造している。

 製造・開発を担うグループ企業「コーケン」の真山政文社長は「24年も医食同源を推進、夏にはハイ・ゲンキの包材をスティックに変更します。創業以来初めての取り組みで、愛食者に喜んでいただけると思います」と自信を見せる。

玄米酵素の「ハイ・ゲンキ」シリーズ
11月に発売した新商品「かなう玄米」
オンラインショップで注文できる