キリンビール北海道統括本部
新年も挑戦を継続。〝乾杯〟できる喜びを創出する
キリンビールの23年は、「強固なブランド体系の構築」と「新たな成長エンジンの育成」に注力した1年となった。フラッグシップブランドである「一番搾り」は1月製造品からリニューアル。仕込み工程を見直し、麦本来の澄んだ旨みを最大限に引き出した。
4月製造品からリニューアルした「一番搾り 糖質ゼロ」も好発進。「糖質は気になるが、おいしいビールは我慢したくない」というニーズを取り込み、新TVコマーシャルがスタートした直後には販売数量が前年比4割増となった。
〝ビールの未来〟に向けて挑戦を続けているクラフトビール事業では、おいしさの選択肢を拡大。「SPRING VALLEY 豊潤〈496〉」「SPRING VALLEYシルクエール〈白〉」のリニューアルに加えて、3本目の柱となる「SPRING VALLEY JAPAN ALE〈香〉」も新発売した。
また、道内200店舗以上の店舗で導入しているビールサーバー「タップ・マルシェ」を通じた体験のほか、札幌市内3店舗で「SPRING VALLEYコラボレーションショップ」を展開。料理とのペアリングによって新たなビールのおいしさと楽しさを提供した。さらに次世代ビールサーバー「TAPPY」の提案を強化。外食市場の魅力創出にも一役買った。
鶴本久也北海道統括本部長は「〝乾杯〟できる日常が戻ってきた。キリンビールで人と人がつながる喜びを届けるために、お客様にとっての価値を考えチャレンジし続けていく」と決意を語る。