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IT業界をけん引する日本一のテック企業となる

(にしじま・ゆうじ)立命館大学理工学部中退、ソフトフロントホールディングス、ジェイマックシステムなどを経て、コネクトテクノロジーズ(現ジー・スリーホールディングス)で金融機関向けモバイルアプリ開発事業に携わる。11年インプルを設立し、社長兼CEOに就任。22年9月より一般社団法人「北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会」会長。

西嶋 裕二氏 インプル社長兼CEO・北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会会長

 目指すは日本一のITテック企業――その通過点としてIPOを目指している。

 主事業は「ReactNative」と呼ばれる技術を用いたスマホアプリ開発。首都圏や道内の法人をターゲットとし、先進技術を用いた高い技術力を武器に大企業との取引も増えてきた。

 社員は120人を突破し、IT技術者が不足する中でも採用は順調だ。

「先端技術を学ぼうと優秀なエンジニアが集まり、大きな仕事が舞い込む。そしてまたエンジニアが集まるという好循環をもたらしています」

 22年からは「北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会」の会長に就任し、IT業界の発展にも尽力している。

「労働人口が減る中、DX化は国が推し進める重要課題です。ITはその核を担う分野であり、当社の成長が札幌や北海道の発展につながると信じ、まい進していきます」