バスロケーションシステム「バスキタ!」が席巻
里見 英樹氏 メディア・マジック社長
道内IT業界をけん引する経営者の1人。
路線バスの運行状況をリアルタイムで知らせるアプリ「バスキタ!」は、地域の過疎化や高齢化に加え、バスドライバー不足もあり道内外で約20のバス会社が導入済み。
「シャトルバスや送迎バスにも対応できる『バスキタ!mini』もリリースし、幼稚園などでも反響は上々です」
創業以来続く、エヴァンゲリオンなどのコンテンツ事業も継続。23年は高級路線の限定店舗を手掛けた。
新たな年は「バスキタ!」の海外進出を目標に掲げる。東南アジアなどのモビリティ産業後発国がターゲットだ。
「地方だけではなく都市部でも増えている交通弱者のため、将来的にはデマンドバス運行やライドシェアシステムなども視野に入れ事業化していきたいです」
今後もITの力でモビリティ業界に変革を起す。