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モビリティ事業で存在感。日中の友好交流も促進

(さとみ・えいき)1961年芦別市生まれ。小樽商科大学大学院商学研究科修了。82年ソフトウェア開発会社に入社。多数のソフトを開発し、さまざまな賞を受賞する。96年創業。北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会相談役、北海道IT推進協会副会長、北海道情報システム産業協会副会長、北海道日中経済友好協会会長。

里見 英樹氏 メディア・マジック社長

 喜ばれる事を喜びに感じる――道内IT業界の未来を担う自身のモットーだ。

 モビリティサービスでは東川町と協業。自社開発したオンラインの乗車予約やAIによる最適運行ルート案内「AIデマンド交通システム」を提供した。町との実証実験も完了し、25年は道内全域での普及を加速させていく。

 また、路線バスの運行状況をリアルタイムで知らせるアプリ「バスキタ!」「バスキタ!mini」は、24年度も経産省が推進する「IT導入補助金対象」に採択された。

「今後はウィジェット機能なども追加していきます」

 一方で、北海道日中経済友好協会会長としても尽力。24年10月には、道内有識者を集め、ファーウェイの工場見学など中国の経済視察を行った。

「協会活性化のためのセクションも新設した。今後もビジネスチャンスを創出していく」と先陣を切る。