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社労士事務所ポジティヴ・ワークス

出町 勇人
でまち・はやと/1995年専修大学卒業後、札幌市役所に入庁。在職中の2001年に社労士試験合格。15年東北福祉大学総合福祉学部社会福祉学科通信課程を卒業。22年開業。北海道社会福祉士会会長。

人事労務分野から人材の獲得と定着を支援

 2022年4月に開業した「社労士事務所ポジティヴ・ワークス」。

 出町勇人代表は特定社会保険労務士、行政書士、社会福祉士、精神保健福祉士など、保有資格は多岐にわたる。札幌市役所で27年間、福利厚生や医療保険業務などに携わった経験を生かし、給与制度の設計など、人事労務分野に力を入れる。中でも就業規則の策定と刷新が得意分野だ。

 出町代表は「企業にとって就業規則は〝人材の獲得と定着〟に直結します。時代に即していない就業規則は企業と社員双方に不利益となるため、いま一度見直してほしい。業種業態に応じて最適な規則・規定を提案しています」と語る。

 内容は基本給の底上げ、休暇や慶弔制度の拡大、退職金制度、自主的な健康管理支援プログラム、社員が友人などを新たな社員として推薦し採用時にインセンティブを付与する「リファラル制度」など、その企業が導入すべき項目を適切に見極めている。

「企業の発展と永続には、社員の働きがいを蔑ろにはできない。経営者が描くビジョンに向けて、社員が貢献できる企業づくりを支援します」と出町代表。開業以来、口コミなどで着実に顧問契約を獲得。信頼と実績を積み重ねている。