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FPL証券が開業7周年の 記念セミナーが盛況

開会挨拶をする中川浩会長

2016年に北海道で57年ぶりの証券会社として開業したFPL証券(本社・札幌市、工藤好洋社長)が8月26日、札幌市内のホテルで開業7周年記念セミナーを開催した。

FPL証券は、ドル建て社債や米国債に特化し、株式を取り扱わない稀有な証券会社。近年は動画サイトなどで情報を発信するなど、全国規模で顧客を増やし急成長を続けている。

今回の開業7周年記念セミナーは、口座を持つ顧客など約100人が来場したほか、オンラインでも全国に配信された。

57年ぶりに地場証券会社を立ち上げた中川浩会長は「従来の証券会社のような、株の短期売買で収益を稼ぐのではなく、スイスのプライベートバンクのように債券を中心とした中長期的な資産形成を根付かせたいと開業しました。北海道から日本人の金融リテラシー向上に貢献したい。7周年セミナーはその第2ステージの幕開けとして企画しました」と開会の挨拶をした。

基調講演では、第1部に新井和宏eumo社長を講師に迎え「共感資本社会への挑戦~お金から人の時代へ」、第2部に藤巻健史フジマキ・ジャパン社長が「円安ドル高はここまで進む~超インフレ時代の資産防衛」と題して投資家へアドバイス。さらに同社の工藤好洋社長から地域貢献の事業ファンドの組成など、今後の事業展開についての説明も行われた。

顧客や投資家など約100人が参加した