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ちば内科・消化器内科

千葉 篤 院長
ちば・あつし/1992年旭川医科大学医学部卒業。旭川厚生病院、帯広市立病院、富良野協会病院、市立旭川病院などのセンター病院を経て、2017年4月開業。日本消化器病学会認定消化器病専門医。

検査に遅すぎは無し。ピロリ菌除菌で胃がん予防を

「60~70代まで一度も内視鏡検査を受けたことがない患者さんが一定数います。検査に遅すぎることはありません」と話すのは、日本内視鏡学会指導医として活躍する千葉篤院長。

ただ、家族や知人から「苦しかった」という声を聞き、検査を躊躇する中高年が多いのも事実。その点、千葉院長は年間1700件以上(2022年)の内視鏡検査を行い手技に磨きをかけている。また、現在は鼻から胃にアクセスする経鼻内視鏡カメラが主流となっており、昔に比べて検査時の苦痛も和らいでいる。

胃カメラ検査と同時に、ピロリ菌の検査も推奨している。ピロリ菌の除菌で胃がんを予防できるからだ。 

千葉院長は「100%予防できるわけではありませんが、胃がん発症リスクをかなり減らせることがわかってきました」と除菌の有用性を強調する。

一方、大腸がんの早期発見に有効な大腸内視鏡検査も実施している。血便は痔が原因のこともあるが油断は禁物。負担の少ない検査を行う千葉院長を訪ねてみるといいだろう。

胃カメラ検査は4~5分で終了する