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ハイグレード貸別荘ヴィラ定山渓椿邸が4月1日開業

駐車スペースはガレージを含めて4台。親族や仲間などが集まって過ごすには最適

高級貸別荘ヴィラ「定山渓 椿邸」が4月1日、札幌市南区定山渓温泉西1丁目に開業した。富裕層を対象に独立した全4棟で、周りに干渉されずプライベートな時間を完結できる新施設として早くも話題を呼んでいる。

ホテルが立ち並ぶ国道230号沿いから豊平川を超えて小樽定山渓線の方向へ。定山渓温泉郷の喧騒から離れた閑静なエリアに開業したのが高級貸別荘ヴィラ「定山渓 椿邸」だ。

約400坪の敷地に、母屋1棟と独立した「離れ」3棟で構成。プライベートが完全に保たれた貸別荘として利用することができる。

運営は、M&Aマネジメントや不動産開発を主事業とする「ファイネストコーポレーション」(本社・札幌市、安原麻美社長)で、貸別荘の運営はニセコ町の「NISEKO椿」に続いて2棟目。さらに富良野エリアへの進出も計画している。 

同施設の設計は、店舗や施設デザインのアトリエテンマ(本社・札幌市)が担当。定山渓の自然を存分に生かしたラグジュアリーな空間設計に加え、洗練されたプライベート空間となっている。

なかでも特徴的なのが38畳のリビングを持つ母屋。キッチンや冷蔵庫、上質でエレガントな家具・家電、暖炉などが設置され、複数の家族や仲間が集まってパーティをするには最適。このほかオーディオ、カラオケなどの音響機器にもこだわるなど設備も高級志向が徹底されており、自然に囲まれながらのバーベキューやガーデンパーティーなど贅沢な時間を満喫することができる。

また、「椿湯」という名前で認定されている源泉掛け流しの温泉を内風呂や露天風呂で堪能。サウナ設備は、フィンランドの世界トップブランド「ハルビア」を採用しているのも話題となっている。

一方、3つある別棟は、それぞれ延床面積が27.3平方㍍。2つのダブルベッドがある部屋3室や子供部屋を備えた棟もあり、大人8人、子供3~4人が泊まれる設計だ。食事は、デリバリーを利用するのも可能。「焼肉大倉」のほか、提携する寿司、日本料理、フランス料理などのケータリングを頼むこともできる。

利用料は1泊30万円から(食事代は別途)となっている。

上質な家具や家電、調度品をそろえた母家
瀟洒な外観が印象的な3棟の「はなれ」。四季折々の景色も楽しめる
設計はアトリエテンマが担当。露天風呂など快適な空間が都会の喧騒を忘れさせる