イオン北海道
〝強い食〟の実現に向けた取り組みや新規出店を実施
道内で167店舗を展開する。22年は9店舗で大型活性化(リニューアル)を行ったほか、新たに「ザ・ビッグ永山店」や「マックスバリュ音更店」をオープンした。競合他社に負けない〝強い食〟の実現に取り組む。
中でも「音更店」は、地産地消や地域で親しまれている商品の品ぞろえにだわり、「トヨニシファーム帯広牛」「ぶたいち監修豚丼」「十勝小麦の角食」などが並ぶ。
顧客のニーズや経済状況の変化にも対応した1年だった。商品の取り組みでは上半期(3〜8月)の6カ月間で420品目もの新商品を開発する一方、生活防衛の観点からPB商品5000品目の価格を据え置いた。
新型コロナの感染が拡大する状況下では、非接触型のサービスも普及。セルフレジの導入が100店舗に達したほか、ネットスーパーの需要拡大を受けて「苫小牧店」と「札幌苗穂店」に配送拠点を新設した。
再生可能エネルギーへの転換も進んだ。太陽光パネルを設置して発電を行う〝創エネ〟に取り組む。23年は新たに2店舗で本格稼働する。
食品ロス削減では「フードドライブ」にも取り組む。各家庭から賞味期限内の未開封食品を回収して福祉施設などに寄付している。
23年はこれら脱炭素やSD Gsに向けた動きをさらに加速させていく計画だ。