建築の省エネ化を進め、 脱炭素社会実現に貢献
山本 謙一氏 AURA ARCHITECTS所長
建築の省エネ化は、長年にわたるライフワーク。その努力が実り、近年は公的採用も多く、高評価を得ている。
22年は、自社ビルで外壁を中心とした超省エネ化を実現。国土交通省の省エネ性能表示制度に登録され、従来新築の71%減のZEBビルが完成した。また、同社が手がけた超省エネマンション(ZEH-M)は環境省ホームページでエコ環境建築の日本の代表例として掲載されている。
23年は、札幌開発建設部が南富良野町に整備する河川防災ステーションの中核施設・水防センターの建築設計を手がける。
「防災機能に加え、観光・アウトドア活動の拠点として地域活性化の役割も担う施設。安全・安心な景観施設・地域づくりにも寄与したい」
国・道・札幌市など、各市町村が目指す脱炭素化社会などSDGsの目標達成に協力し、社会に貢献する。