創業37年。女性や子どもなどの弱者を救済
中森 勝之氏 ボックスグループ代表
不動産事業の「ボックス」、建築事業の「北武建設」、美と健康事業の「プロパティボックス」がグループ企業だ。
「創業した37年前は人脈も経験もお金も無かったが、大手にはない低価格で小回りの効くサービスを心がけた。多くのリピーター客や紹介案件につながった」と振り返る。
元警察官で柔道家でもある背景から、弱者救済などの社会貢献事業に積極的に取り組む。「NPO法人国際曲劇団」では、自殺やドラッグをテーマに若者に命の尊さを訴える。22年11月には2年ぶりの公演を再開した。
9月には新会社「北海道警衛」を設立した。長女の中村羅沙氏(写真左)が社長に就任。4号警備業の許可を取得しており、道内企業では初めて身辺警護が担える。
「女性や子供を守るため、児童相談所の警備やスクールガード、DV・ストーカー対策、盗聴器発見などに力を入れる」