主力業態の高付加価値戦略、給食事業再編が奏功
中西 泰司氏 どうきゆう社長
22年は主力の「とんかつ玉藤」と「カリーハウスコロンボ」でコラボした「ロースカツカレー」が大ヒット。メディアやSNSで話題となった。
「原材料高騰の中、付加価値を高める必要がある。12月中旬から第2弾として秋田県名物『きりたんぽ鍋』とのコラボメニューを販売します」
1カ月半先まで予約でいっぱいという玉藤の「ハワイカパフル店」はコロナ禍でも変わらず絶好調。ホノルルでの2店目出店も視野に入れる。
給食事業は再編を実施した。関連子会社を本州企業に事業譲渡したほか、受託先の見直しも行い収益力の向上につなげた。
社員研修は正社員・パートなど約100人を対象に道内外へ年間20回に及ぶ。
「お客さまや社員とのつながり、外食のあり方などコロナ禍が変えたものは多い。新時代の外食、お客さまとのつながりを模索し続けていく」