札商副会頭就任、業界全体の課題解決にも奔走
中田 隆博氏 道路工業社長
北海道舗装事業協会会長など、これまでも多くの公職を務めてきた。22年は9月に在札幌ベトナム名誉領事、そして11月に札幌商工会議所副会頭に就任した。会社とベトナムとの縁は10年からで国営企業(当時)との業務提携や技術を提案。現在はベトナム人技術者3人を雇用している。
一方、札商では建設、設備工事、情報、観光の各部会を担当。「札幌も人口減少傾向のフェーズに入ってきています。国際交流・観光の分野を通じて、札幌の魅力をいま一度、発信していきたい。そうすることで、若い人たちはもちろん、道外・海外の人たちを札幌に呼び込みたい」
本業では、資材・燃料高騰、担い手不足が業界全体の課題となっている。
「課題解決に向け、今後も国への要望活動は続けていきます。社内では委員会をつくり、生産性向上のため、DX化に取り組んでいきます」