今冬も無事故・無災害の除排雪を!HRMホールディングスグループが3年ぶりに安全推進大会開催
グループ一丸で安全な除排雪を
秋も深まり、いよいよ北海道にも冬がやってくる。昨冬の記録的な大雪に続き、今年も大雪になるとの予測もある。例年以上に困難が予想される除排雪に向け、札幌市、北広島市、北見市などで国道、道道、各市道の除排雪を手掛ける「HRMホールディングスグループ」では、10月28日に3年ぶりとなる安全推進大会を開催。グループ企業12社の運転手や作業員を中心に261人が参加した。
開会挨拶で大野末治HRMホールディングス会長兼CEOは「コロナ禍によりこの3年間は安全大会を開催できなかった。これを機に初心に帰り、より安全への意識を高め、冬に備えて欲しい。昨冬は現場の作業員に大変なご苦労をかけたが、今冬も市民、道民に喜ばれる作業をしていきましょう。早め早めの作業を心掛ける一方、急ぐばかりではなく、多少遅くても安全な作業を」と呼びかけた。
昨冬、東区の除排雪で陣頭指揮を執った鈴木徹元東区土木センター維持管理課長、機械防災エキスパートである巌博北海道ロードメンテナンス執行役員常務、作業車のメンテナンスを行う藤野哲也ロード機工社長が講話を行った後、藤野社長がグループ安全決議文を読み上げ、作業従事者の健康管理、安全推進、法令遵守のもと、無事故・無災害・無感染の作業を誓った。
これを受け大野会長も「春まで安全なる作業の完遂を」と応じた。
閉会挨拶で登壇した大野晃HRMホールディングス社長は「安全に対する認識を再確認し、改めて意識付けを。グループが連携し、一丸となり、大雪など刻々と移り変わる状況に臨機応変に対応して欲しい。地域の皆様、発注者様の要望に応え、成果を出しましょう。安全第一が信用、信頼につながります」と力強く締めた。
また、別室ではグループ各社の経理社員が一堂に会して、インボイス対応などの勉強会も開催された。
夏期優良従事者として8人を表彰
閉会後には「HRM工事安全連絡協議会」が夏期作業優良従事者を表彰。8人の現場作業員に賞状と金一封が手渡された。受賞者たちからは「より安全作業に精進する」「今後の仕事の励みになる」「非常に名誉なこと。身が引き締まる思い」「冬期も引き続き安全作業を心掛けたい」などの喜びの声が寄せられた。
同じ現場で働く仲間の受賞に、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。
長距離の国道を安全かつスピーディに除雪(上)。札幌市中心部での作業は連日、深夜に及ぶ。毎朝、快適に出勤、通学できるのは彼らのおかげだ