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インプル

20~30代のエンジニアが多数活躍中

「テクノロジー×地域×専門性」で新たな市場を創る

 スマートフォン向けのアプリやシステム開発を得意とする「インプル」。 

 最新の開発手法や先進技術を積極的に取り入れた高い技術力を強みに、首都圏や道内をはじめとする顧客企業のあらゆる課題解決に貢献する。 

「今後の当社のテーマは『テクノロジー×地域×専門性』です。当社の強みであるアプリケーション開発の分野で、北海道の気候環境や地域特性を活かし、幅広い分野での課題解決に取り組むことが目標です。また、IT以外のさまざまな分野のプロフェッショナルと協働で新たな価値を創出したい」と西嶋裕二社長。 

 その一環として産学連携を推進。現在、北海道科学大学と共同で、住宅におけるエネルギー消費量の低減を図るGXアプリケーション「省エネアプリ」を開発中だ。大学からは建物の断熱技術や気密性能、結露防止などに関する技術支援を受け、数時間後の気象予報に応じて、暖房用エネルギーの無駄を省くために効果的な情報を居住者に発信するアプリケーションで、今秋のリリースを目指している。 

 2024年5月期決算では、売上高が前年比160%を達成するなど業績は堅調。躍進の原動力となっているのがエンジニアであり、昨年度は約60人が入社している。 

「フルリモート勤務に対応し、採用エリアを限定しないことで優秀な人材を獲得できてい 

ます。エンジニアとしてバリューアップができる環境を提供できるよう、常に最新の技術を取り入れながら、前例にとらわれないチャレンジを続けていく」と西嶋社長。 

 さらに25年4月入社の新卒採用からは「新卒初任給35万円制度」をスタートする予定。27年のIPOを目指し、人材への投資を加速させる。

 

西嶋裕二社長
札幌本社。東京にも拠点を有する