アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

【斉藤こずゑのファイターズじゃないと♡】岡大海選手

ファンからの手紙が何よりの励みに

涙した試合後に届いたメッセージ

斉藤 まずはリーグ優勝おめでとうございます!

 ありがとうございます!!多くの方々から声をかけていただき、あらためて実感がわいています。

斉藤 ビールかけでは普段以上にはしゃがれていましたね。

 ものすごく楽しかったです!またやりたいという気持ちになりました。

斉藤 会場ではかぶり物を……

 はい(笑)優勝が決まったのが9月28日。ハロウィーンが近かったこともあり、カボチャをかぶりました!

斉藤 事前に用意されていたんですか。

 たまたまです(笑)。中島(卓也)さんが持っていたので借りました。

斉藤 プロ3年目で初めての〝美酒〟は、いかがでしたか。

 シーズン通して1軍にいることはできなかったのですが、あの瞬間に立ち会えたことはうれしかったです。本当にいろいろな方に感謝しています。

斉藤 今シーズンは6月中旬から15連勝がありました。その立役者の1人。チームメートは岡選手のことを〝神〟扱いしていました。

 たまたまですよ。僕がケガから復帰して1軍に上がったとき、みんなの調子がよくて。運がよかったのかなと思います。

斉藤 いえいえ。監督までも〝神〟扱いでしたよ。あのときのチームの雰囲気はいかがでしたか。

 負けていても、どこかで逆転できるというムードがありました。点差が開いていても、誰一人あきらめていなかったですね。

斉藤 ルーキーイヤーからケガに悩まされることが多かったですね。悔しい思いはありますか。

 プロとして何かが足りていないと思っています。自分自身の課題です。

斉藤 ケガで離脱すると、モチベーションを保つことが大変ではありませんか。原動力は?

 落ち込んだとき。チームメートが声をかけてくれたので、励みになります。それとファンのみなさんからいただく手紙ですね。

斉藤 そうでした!!ルーキーイヤーのオフ、ファンフェスで取材させていただいたときのコメントが印象に残っています。「ファンからのプレゼントは何がうれしいですか?」との問いに「物じゃなく、お手紙がいいです」とお答えになっていました。

 はい!

斉藤 ファンのみなさんはいつも、岡選手のことを心配しているんですよ。7月13日のオリックス戦。6回裏にライトフライを後ろにそらし、試合中に涙を流しました。あの日のラジオ番組ではリスナーから岡選手に対するものすごい量のメッセージが届きました!

 本当ですか!?ありがたいです。(構成・竹内)

……この続きは本誌財界さっぽろ2016年11月号(10月15日発売)でお楽しみください。


→Webでの購入はコチラ
→デジタル版の購入はコチラ

(おか・ひろみ)1991年7月15日、岡山県倉敷市生まれ。B型。身長185センチ、体重83キロ。右投げ右打ち。明治大学卒。13年ドラフト3位で北海道日本ハムファイターズに入団。攻・走・守の三拍子そろった外野手。今シーズンは序盤、ケガに苦しんだが、41試合に出場して打率.374をマーク。6月19日から続いたチーム15連勝の原動力にもなった。背番号31