アスリートインタビュー

北海道コンサドーレ札幌

【砂川誠のコンサの深層】FW菅大輝選手を直撃!

入籍発表で家族を守る“自覚”

 砂川 結婚おめでとう!(今年6月22日に入籍を発表)。新婚生活はどう?

  ありがとうございます(笑)。同棲していたのでとくに生活の変化はありませんが、守るものができた、という自覚は持つようになりました。

 砂川 コロナ禍ではあるけど、オフは夫婦で気分転換に出掛けることもある?

  キャンプ場とか、アウトドアで楽しむことはあります。犬を3匹飼っているので、一緒に連れて行きます。SUP(スタンドアップパドルボード)というマリンスポーツをしに行くこともありますね。終わったあと、自然の中でたそがれる時もあります(笑)

 ©財界さっぽろ

 砂川 その中で今シーズンも折り返しを過ぎたけれど、ここまで自分のプレーを振り返るとどう?

  コンディションはすごくいいです。ただ数字に残る結果を出せていないので、そこが物足りないなと。

 砂川 左サイドでの先発出場、途中交代が多いと思うけど、そこで数字を残すというと、アシストかゴールだよね。大事な局面でゴールをたたき込んでいる印象が俺の中ではあるよ。

  そういうゴールもありましたが、得点自体は全然足りていないんで、試合の中でそういう意識を高めていきたいなと思います。

 砂川 ミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ監督)になってからはほぼ左サイドだけど、ポジションにこだわりはある?

  まだ、フル出場をするまでにはレギュラーとして定着していませんし、こだわっているということでもないですね。青木(亮太)選手やルーカス(フェルナンデス)選手、金子(拓郎)選手と同じポジションで出ている選手には、みんな自分にはない特徴があるので、それを見て学んで、成長につなげられたらと思います。

 砂川 もちろん、自分にしかない強みもあるよね。

  (利き足の)左足のパンチ力はほかの選手よりも上だと思っています。それを生かしたゴールと言うのを増やしていきたいですし、そうすればもっとチームに定着できるはず。積極的に狙っていきたいです。(構成・清水)

……この続きは本誌財界さっぽろ2021年10月号(9月15日発売)でお楽しみください。


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(すが・だいき)1998年9月10日、小樽市生まれ。171センチ・69キロ。3歳でサッカーを始め、小学4年生からコンサドーレ札幌ユース・U-12に加入。U-15、U-18と中心選手として活躍し、高校3年時の2016年にはトップチームで公式戦7試合に出場。17年に昇格後も即戦力として活躍を続けている。年代別日本代表にも選出され続け、19年にA代表へ選出。初得点も挙げたが今年7月の東京五輪は選外となった。背番号4。