アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

【斉藤こずゑのファイターズじゃないと♡】福田俊選手

地元の球団なので、活躍したい気持ちは人一倍強い

麻生生まれ、千歳、手稲に転居

斉藤 今月号は本誌4月号以来の選手インタビューになります。新型コロナウイルスの感染対策にのっとり、十分なソーシャルディスタンスを確保するなどして実施しました。福田俊投手は札幌生まれです。

福田 北区の麻生で生まれました。ただ、父親は転勤族だったので、千歳市、手稲(札幌)に引っ越したりしました。北海道にいたのは、小学3年生の終わりまでで、その後、神奈川県に移り住みました。

手稲に住んでいるときに地元の野球チームに所属しました。とにかく楽しかったという記憶があります。

野球を始めたのは父親の影響です。父自身も高校まで野球をやっていたようです。僕の兄も野球をやっていたんですけど、高校でやめてしまいました。

福田俊選手 ©財界さっぽろ

斉藤 福田投手が小学3年のときにファイターズが北海道にやってきました。

福田 札幌ドームに試合を見に行きましたね。新庄剛志選手の活躍が印象に残っています。

斉藤 高校は横浜の学校に進学しますが、大学は生まれ故郷の学校を選びました。

福田 横浜創学館高校を卒業後も野球を続ける人の進路として、星槎道都大が毎年、何人か受け入れていたので入学を希望しました。実は、生まれた土地だから、というのはあまり意識していませんでした。

斉藤 でも、そのめぐり合わせによって、ファイターズに入団することになりました。

福田 そうですね。北海道とは縁があるということですね。

斉藤 ご両親も北海道出身なんですか?

福田 生まれも、育ちもそうです。いまも北海道に住んでいます。

斉藤 いまはコロナの感染防止対策で来場者数などに制限がありますけど、ご両親が札幌ドームに応援に来たりは?

福田 見に来ています。ルーキーイヤーの昨シーズンは一軍での登板機会がなかったので、今年、両親に投げる姿を見せることができて、よかったです。(構成・竹内)

……この続きは本誌財界さっぽろ2020年10月号(9月15日発売)でお楽しみください。


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(ふくだ・すぐる)1996年12月14日、札幌市生まれ。A型。171センチ、76キロ。左投げ左打ち。星槎道都大学卒。2018年ドラフト7位で北海道日本ハムファイターズ入団。キレのある直球が武器の左腕。入団2年目の今シーズンは中継ぎとして一軍デビュー。タフな場面でも起用されるなど、着実に一軍マウンドの経験を積んでいる。登板背番号40。