アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

村田和哉選手

きっかけ 野球は友人の誘いで小学生からはじめた。地元、千葉県の加岸クラブで最初は1番ショート。
「小さいころから足が速く、それで誘われた感じですね。その時からプロへのあこがれはありました。元横浜の田中一徳選手のプレーをみて、自分でもできるかなと思ったのです。ファンには僕のスピードをみてもらいたいですね」
あこがれ 目標は日本ハムの田中賢介選手と阪神の赤星憲広選手。
「常に身近にいるので賢介さんみたいな1番バッターになりたいです。同じチームだからこそ影響力の大きさがわかります。打順にさほど強いこだわりはないですが、粘って、打って、走れるプレーヤーが目標です」
名もない雑草にも陽は当たる 身長165センチと小柄な体格ながら、特別なトレーニングはしていないという。07年、ドラフト4巡目で日本ハム入団。同期には中田翔選手や多田野数人選手らがいる。
「僕は周囲に騒がれて入団したわけではなく、無名でプロに入ってきたので、この言葉聞いた時、自分に当てはまるというか、何かを感じました。きっかけは思い出せないんですが、いつの間にか好きになっていました」
性格 同期の宮西尚生選手や1歳下の大野奨太選手とは年が近いので、行動を共にすることが多い。今年、巨人に移籍した工藤隆人選手とは今でも連絡をとりあっている。
「工藤さんはやたら負けず嫌い。気があうのでいつも一緒にいたら、『お前もちっちゃいから負けず嫌いだ』とチームメートに言われました。自分ではあっさりしている方だと思うんですけど…」
ファンに向けて 一軍にいる間は勉強の毎日。来年につながるシーズンにしたいという。
「今年1年間で一軍に定着して、ずっと北海道にいられるように頑張ります。ちっちゃな自分が、がむしゃらになって、やっているプレーを見にぜひ球場に足を運んでください」
(竹内)

◎血液型 B型
◎身長・体重 165cm・65kg 右投げ・左打ち
◎星座 獅子座
◎出身地 千葉県流山市
◎趣味 買い物
◎好きな言葉 名もない雑草にも陽は当たる
◎セールスポイント 足の速さ
◎プレースタイル がむしゃら

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(むらた・かずや)1985年7月23日生まれ。ルーキーイヤーの昨年、35個でイースタンリーグの盗塁王に輝く。身長165センチながら50メートル5秒7の俊足が魅力。中央大学では1年生秋からレギュラーに定着。常に打率3割台をキープした。外野手。背番号51