【砂川誠のコンサの深層】白井康介選手
今季は迷いなくプレーできている
砂川 今シーズン序盤までは途中交代が多かったけど、夏に入ってレギュラーを掴んだね。
白井 前の年に比べて、自分のすべてが良くなった、という感覚はあります。
砂川 ミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ監督)の練習や試合戦術にはもう慣れた?
白井 最初はめちゃくちゃとまどいました(笑)。J2でのプレーより、テンポや強度が上がったこともありますし。
ただ、ミシャに教わったことで自分の中に選択肢が増えて、昨年は逆に迷いが生じていて。ここはパスなのか、ドリブルなのか。苦労はしましたが、今年は迷うことがなくなって思い切ってやれている。それが良くなった要因なのかなと。
砂川 練習からすごくいい動きをしていたのに、先発では使われないことが多かった。
白井 メンタル的には辛い時期ではありました。自分自身、すごく調子がいいと思っていたので。
ただ、YBCルヴァンカップではミシャの規律のもとで自由にプレーできていて、結果もついてきた。それをミシャも見てくれていたことで今があるのかも。
(構成・清水)
……この続きは本誌財界さっぽろ2019年10月号(9月14日発売)でお楽しみください。
1994年5月1日、愛知県生まれ。165cm・63kg。大阪桐蔭高校を経て13年に湘南ベルマーレに加入し、すぐJFL福島ユナイテッドFCへ期限付き移籍。14年は湘南へ戻り、翌15年秋から愛媛FCへ。16・17年シーズンに愛媛で頭角を現し定位置を確保する。18年シーズンから北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍を果たした。背番号19、MF