アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

【斉藤こずゑのファイターズじゃないと♡】松本剛選手

高卒同期・石川慎吾の移籍が刺激に

「今年は楽しもう」と吹っ切れた

斉藤 入団6年目での1軍定着。いよいよ「松本剛」のシーズンがやってきました!

松本 そんなことは……(照れ笑い)。それでもスタメン出場が増えているので、とても充実感があります。

斉藤 チームは苦しいシーズンを送っていますが、その中で松本選手の活躍は、われわれファンにとって〝一服の清涼剤〟になっています。

松本 それはうれしいです!

斉藤 今シーズンのブレークは何かきっかけが?

松本 技術面では毎年、自分の中で試行錯誤しながらやってきてはいるのですが。ん~、ここまで成績を残せているのは、これが理由です、と答えるのはなかなか難しいです。

ただ、「今年ダメだったら」と、自分を追い込んで毎シーズンを過ごしてきました。しかし、今年は5年間やってきて結果が出ていなかったので、その気持ちが吹っ切れたというか。

「今年は楽しもう」という気持ちが強かったです。その切り替えがよかったのかなと感じています。

斉藤 もともと内野手登録です。いまも登録は変わっていませんが、外野手として試合に出場しています。

松本 昨年から「外野で勝負する」と周囲に公言してきたので、レギュラーポジションを取るつもりでやっています。外野はプロになってからファームで初めて挑戦しました。基礎は当時、ファームを担当していた川名(慎一)さん(現1軍外野守備走塁コーチ)から教わりました。

斉藤 川名コーチはきっといま、松本選手の成長を喜んでいますね!

松本 そうだとうれしいです。川名さんには1軍でも常に気にかけていただいているので、心強いです。

斉藤 チームメートで、刺激を受けている先輩はいますか?

松本 先輩はみんな優しく、いろいろとアドバイスをいただけるのですが、野球のこと以外も含めると、最も尊敬しているのは西川(遥輝)さんです。直接アドバイスをもらうというよりは、トレーナーさんなどとのやりとりを聞いていると、とても勉強になります。

(構成・竹内)

……この続きは本誌財界さっぽろ2017年9月号(8月14日発売)でお楽しみください。


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(まつもと・ごう)1993年8月11日、埼玉県川口市生まれ。AB型。181センチ、78キロ。右投げ右打ち。帝京高校卒。11年のドラフト2位で北海道日本ハムファイターズに入団した。プロ入り6年目の今シーズンに大ブレーク。シーズン序盤に1軍に定着すると、本職だった内野手ではなく、プロ入り後に挑戦した外野手として試合に出続けている。シュアな打撃が魅力。背番号12