ヴィーガンジェラートが「北のハイグレード食品」に認定

豆乳ベースのジェラートとして人気の「Veganice北海道」の「落花生」フレーバーが2月10日、「北のハイグレード食品2025」に認定された。
「北のハイグレード食品」は、2011年からスタートした北海道主催の食品認定プログラム。シェフやバイヤーの審査を経て、今年は100を超える商品の中から18品が高品質食品として選出された。
中でも注目を集めたのが、規格外などで廃棄される道産農作物と十勝産の豆乳をベースに開発された新感覚ジェラート「Veganice 北海道」。100%植物性(乳、卵、小麦、白砂糖不使用)でありながら、アイスクリームのような豊かなコクとなめらかな食感を実現した。
今回、認定された「落花生」フレーバーは、芽室町の落花生を使用し、濃厚な味わいが特徴。このほかメロンやイチゴ、ハスカップ、黒豆、小豆の計6種をそろえる。道産の果物や野菜の味わいを感じられるジェラートとして、ヴィーガンや健康志向の消費者から支持されている。
開発、製造、販売を手がけるB’weeds(本社・帯広市)の星光浩社長は「多くの方に評価されうれしく思っています。トウモロコシやアスパラ、ぶどうなど新フレーバーの開発に取り組むとともに、昨年11月にはヴィーガン認証も取得しましたので、今後は海外にも売り込んでいきたい」と意気込む。
