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幸田内科消化器クリニック

幸田 弘信 院長
こうだ・ひろのぶ/1981年旭川医科大学医学部卒業。石橋胃腸病院院長などを経て、2003年に開院。日本消化器病学会認定消化器病専門医。日本肝臓学会認定肝臓専門医。日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医。

中高年に増える逆流性食道炎の治療に尽力

 消化器系疾患の早期発見と治療に取り組んでいる幸田弘信院長。

「逆流性食道炎の症状は、胸焼けや呑酸、胸のつかえが多いのですが、咳や咽頭痛など風邪に似ているときは見逃されやすい。慢性化すれば食道がんを引き起こすので注意が必要です」 

 主に加齢による食道の支持組織や筋肉の衰えが原因だ。食べ過ぎのほか感染性胃腸炎を契機にして若い世代にも発症する。さらに就寝時に胃酸が逆流する「ノクターナルアシッドブレイクスルー」や「食道裂孔ヘルニア」の既往歴がある場合は再発したり重症化しやすい傾向がある。

 逆流性食道炎の検査においては、特殊光色彩強調の内視鏡などの機器も活用。時間をかけた丁寧な問診で病状の把握に努めている。

「治療方法は投薬です。患者の不安を和らげるため、量や治療期間などを詳細に説明しています」

 立地は地下鉄東西線「新さっぽろ」駅から徒歩3分で通いやすい。

逆流性食道炎の早期発見と治療に取り組む