miyama(ミヤマ)

管理コスト削減と質の高い工事で管理組合を支援
近年、採算が取れないなどの理由で管理会社から委託管理を断られる管理組合が増えている。こうしたマンション事情から相談が多く寄せられているのが「miyama」だ。
「困っている管理組合の力になりたい」という高橋智春社長の思いから、2004年に分譲マンション管理事業に参入。札幌近郊を中心にマンション管理を手掛けている。
「当社は管理棟数をむやみに増やしていません。〝管理組合ファースト〟を徹底するためです。少数精鋭で管理組合に親身に寄り添っていきます」(高橋社長)
同社では、定期清掃や除雪、建物や設備のメンテナンスなど管理状況の詳細を把握して外注費を見直すことで管理コストの削減につなげる一方、多額の費用がかかる修繕工事では、専門業者と管理組合が直接契約する直接契約方式を推奨。管理会社への中間手数料を省くことで費用を抑制している。
高橋社長は「当社でも仮設足場工事の建設事業部を有しており、コスト圧縮に貢献できます。建物を熟知しているからこそできる質の高い工事で、マンションの資産価値を守っています」と話す。
一方、今年から旭川エリアでの管理業務も開始した。
「昨今の人手不足と高齢化により、地方の管理会社も厳しい局面に直面しています。創業の地で縁がある旭川のお役に立てればとの思いからです。今後も社内体制を強化し、さらなるニーズに応えて地域に貢献していきたい」と話す。