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光ハイツ・ヴェラス

「マスターズヴェラス 北海道ボールパーク」の外観。
エスコンフィールドに隣接している

シニアレジデンスの入居が開始。ホスピス住宅も併設

 介護付き有料老人ホームなど10施設を展開。創業は1987年で、07年に札証アンビシャス上場を果たしている。

 北海道ボールパーク(北広島市)内のアクティブシニア向けレジデンス「マスターズヴェラス 北海道ボールパーク」は、24年6月に入居者募集を開始。地上6階地下1階の高級感あふれる瀟洒なレジデンスで、本州からの問い合わせも相次いでいる。

 全278室の各部屋にはバスとキッチンを設置。館内にはレストランのほか、開放感抜群のエントランスにはカフェも完備している。

 また、24年8月に建物の1~2階に内科・整形外科、小児科、薬局を併設したメディカルモールがグランドオープン。3階には「日本ホスピスホールディングス」と協業して、末期がんや神経難病患者にホスピスケアを提供するホスピス住宅も開設した。

 森千恵香社長は「これで健康な高齢者から要介護者まで入居が可能です。また現在は、キャンペーンも行っており、24年12月末までにご契約いただき、25年3月末までのご入居で日本エスコンさんが3カ月分の家賃を負担します」と話す。

 一方で、認知症相談のイベント「オレンジカフェ」は、札幌市内で月1回のペースで開催。参加者には、同社施設の見学会も同時に実施して、入居者募集と知名度の向上を図っている。

「経管栄養など医療処置が必要な人の受け入れも積極的に行う」と森社長。医療や介護を求める人にとことん向き合う同社の姿勢は、創業時から変わらない。

高級感に満ちたエントランス(上)やロビー。生活に彩りを添えてくれる