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地域の〝守り手〟として北海道の強靱化を推進

(いわた・けいごう)1953年生まれ。青山学院大学卒業。98年社長就任。2007年4月岩田地崎建設設立。北海道建設業協会会長。16年11月から札幌商工会議所会頭は3期目、北海道商工会議所連合会会頭を兼務する。20年「建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰」受賞。

岩田 圭剛氏 岩田地崎建設社長 北海道商工会議所連合会会頭 北海道建設業協会会長

 24年は能登半島地震からスタートした。

「北海道も千島海溝の巨大地震が想定されています。地域の〝守り手〟として災害対応に万全を期し、北海道の強靱化を推進していきます」 

 創業以来の社訓は「総親和」。地域、社会、全てのステークホルダーから信頼され、成長し続けるという思いが込められている。札幌中心部では、受注した「ほくほく札幌ビル」や「北海道新聞本社ビル」などが竣工した。

「企業としての存在意義を示し、安心で豊かな社会環境づくりに貢献したい」

 建設とともに道内経済の柱である観光は、インバウンド需要がコロナ前の水準に回復。そうした中、どの業界でも人手不足は頭の痛い話。

 道内経済界トップとして、「中小企業のDXの推進、生成AIの活用、業務のデジタル化に取り組みます」と意欲を見せる。