地域の〝守り手〟として北海道の強靱化を推進
岩田 圭剛氏 岩田地崎建設社長 北海道商工会議所連合会会頭 北海道建設業協会会長
24年は能登半島地震からスタートした。
「北海道も千島海溝の巨大地震が想定されています。地域の〝守り手〟として災害対応に万全を期し、北海道の強靱化を推進していきます」
創業以来の社訓は「総親和」。地域、社会、全てのステークホルダーから信頼され、成長し続けるという思いが込められている。札幌中心部では、受注した「ほくほく札幌ビル」や「北海道新聞本社ビル」などが竣工した。
「企業としての存在意義を示し、安心で豊かな社会環境づくりに貢献したい」
建設とともに道内経済の柱である観光は、インバウンド需要がコロナ前の水準に回復。そうした中、どの業界でも人手不足は頭の痛い話。
道内経済界トップとして、「中小企業のDXの推進、生成AIの活用、業務のデジタル化に取り組みます」と意欲を見せる。