藤井聡太JT杯覇者と佐々木大地七段が札幌で対局
「将棋日本シリーズJTプロ公式戦(二回戦第四局)」北海道大会の公開対局が9月21日、札幌コンベンションセンター 大ホールで行われ、多くの観客が集まった。
今年で45回目となる「JTプロ公式戦」(JT杯)は、前年覇者やタイトルホルダー、賞金ランキング上位者など12人のトップ棋士を選出。全国11エリアでトーナメント戦の対局が行われている。
9月21日の北海道大会では、史上2人目の3連覇をかけた藤井聡太JT杯覇者と初出場ながら一回戦第四局で羽生善治九段を破った佐々木大地七段の対局となった。
持ち時間各10分の早指しで行われ、終盤までどちらも譲らずエキサイティングな展開となったが、129手で藤井JT杯覇者が勝利。準決勝へと駒を進めた。
また、前日に行われた棋士トークイベントでは、対局した2人のほか、松尾歩八段、山田久美女流四段、久津知子女流三段が参加。
対局への意気込みや得意な戦法など、将棋にまつわる内容のほか、北海道で行ってみたい場所や食べたいものなども話題となった。
藤井JT杯覇者の次戦は、準決勝第二局で11月2日に実施予定。対局の模様はABEMAの生中継で観戦できる。