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サツドラFES 2024に1万7200人が来場

開会挨拶をする富山浩樹社長

サツドラホールディングス(本社・札幌市東区、富山浩樹社長)が、毎年恒例の「サツドラFES 2024」を9月21日・22日に開催した。会場のつどーむには2日間で1万7200人が来場する賑わいを見せた。

 サツドラでは2007年から16年までの10年間、「健康」「美容」に関わる団体、メーカー、行政などが一体となって行う北海道初のイベント「サッポロヘルス&ビューティフェア」をアクセスサッポロ(札幌市白石区)で開催してきた。

 10回を節目に17年からは会場をつどーむ(札幌市東区)等に移し、体験・体感型の新しいイベントとして開催しているのが「サツドラFES」だ。取引先や学校・団体など地域の出展者などとともに「北海道のいつもを楽しく」をコンセプトに、コロナ禍にもオンラインで開催するなど認知度を高め、昨年は1万5600人、今年は1万7200人が来場した。

 今年は、女性特有の悩みに関する商品を紹介するフェムエアゾーンを新たに設置。PMSや更年期、妊活、女性の健康課題などの解決に向けたセミナーも開催するなど、女性客からの注目度は特に高かった。

 例年、多彩なゲストを招いて行われるステージには、お笑いコンビ、ハリセンボンのステージ、折茂武彦レバンガ北海道社長のトークショー、コンサドーレOBのトークショー、キャラクターによる着ぐるみ大行進などが行われ、会場を盛り上げた。

 またセミナーゾーンでは、サツドラ店舗で販売する商品の使い方の紹介や日常生活のお得な情報、商品を使った体験講座やクイズのほか多彩なセミナーを開催。生活に密着した興味深いテーマで多くの参加者を集めた。

 一方、屋外ではキッチンカーが並ぶフードゾーンやアウトドアゾーンが設置され、好天に恵まれたこともあり大盛況となった。

 また、9月は防災月間ということもあり、札幌青年会議所(佐藤昂紀理事長)による「子育てと災害」をテーマとしたブースも展開されるなど、今回の出展は、企業や自治体などの119団体にのぼった。

 同社では「今回は会場レイアウトを見直して通路幅を広げ、スポーツエリアや子ども体験ゾーンを充実させました。北海道の『いつも』を楽しくできるような内容で、さらに来年も進化させて参ります」(広報)としている。

多彩なブースが並んだ会場にはスポーツエリアなども
屋外の体験ブースは札幌JCがサポート
札幌市との共同展示も行われた
こども劇団員体験も大人気