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石屋製菓とポッカサッポロが三笠高と〝レモンコラボ〟

発表会に出席した審査員(上段)とレシピを考案した三笠高校の生徒

「北海道三笠高校レモンレシピコンテスト」の受賞作品2品を石屋製菓(本社・札幌市、石水創社長)が商品化して販売。8月7日には、販売に先駆けて商品発表会が開催された。

 本コンテストは、石屋製菓とポッカサッポロフード&ビバレッジ(本社・愛知県、時松浩社長)の共同主催。調理師や製菓衛生師を目指す生徒たちの活動を応援しようと、2022年から北海道三笠高等学校の製菓部に向けて開催している。

 今回はコンテスト受賞作品のスイーツを商品化し「さっぽろ東急百貨店」で、8月8日から14日まで期間限定販売するというもの。

 2回目の開催となる今回のテーマは「北海道の夏の新定番〝バターケーキ生地を使用したレモン焼き菓子〟」で〝菓子〟と〝レモン〟のプロフェッショナルである両社が、生徒が考案したレシピを審査した。

 発表会の会場である「Route148(ルートイシヤ)」には、審査員である石屋製菓の石水社長と同社開発チームの小泉彰氏、ポッカサッポロ北海道の大久保正孝社長のほか、ポッカ社のレモンアンバサダーを務める杉谷拳士氏、レシピを考案した学生らが出席。

 商品化されたのは、同校製菓部の梶那菜美さんと刈田清蓮さんの「ココなつレモンケーキ」と、浅野星華さんと今関風子さんが考案した「さわやかレモンのリンツァートルテ」の2種。

 商品を試食した杉谷氏は「夏を丸ごと食べているようで、すごくおいしい。星3つです」と絶賛した。

 販売初日である8日には生徒らが店頭に立ち、商品を実際に届ける喜びを実感したほか、売り場には連日多くの客が訪れていた。