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Fビレッジの高齢者住宅にメディカルモールが誕生

「Fビレッジ メディカルスクエア」の説明をする神山武士社長

8月1日、北海道ボールパークFビレッジの一角にメディカルモールがオープンした。サービス付き高齢者向け住宅内にあり、地域医療の新たな拠点として期待されている。

 医療モール「Fビレッジ メディカルスクエア」は、エスコンフィールドの目の前に建設され、6月に入居を開始したサービス付き高齢者向け住宅「マスターズヴェラス北海道ボールパーク」(運営会社・光ハイツ・ヴェラス、森千恵香社長)の1階と2階の1部で開業した。整形外科、小児科、内科の3つのクリニックと調剤薬局が入っている。

 整形外科では、ファイターズのチームドクターを務めるスポーツ専門の医師も診察にあたり、専門性の高い医療サービスを提供する。

 また、調剤薬局には、道内で3台目となる調剤ロボットや24時間受取可能な「お薬ロッカー」、タッチパネルで一般医薬品を購入できるデジタルショップディスプレイなど最先端の設備を導入する。

 同モールを運営するミライシアホールディングの神山武士社長は「北広島市が抱える医療課題、特に小児科不足などの課題に少しでも貢献できればという思いで、設立することになりました。あらゆる世代の健康をサポートし、地域医療に貢献していきたい」と話す。

 Fビレッジには北海道医療大学の移転が決まっており、新たな地域医療の拠点となりそうだ。

スピーディーで正確な調剤により待ち時間の短縮を図る