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新札幌パウロ病院

院内は明るく開放的な雰囲気

リハビリ患者の早期復帰と家族の支援に注力

 札幌市厚別区を拠点とすする「新札幌パウロ病院」。〝孤立させないリハビリテーション医療〟を掲げ、脳血管障害や骨折等の回復期の患者を受け入れている。

 中核となる「回復期リハビリテーション病棟」では、医師や看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など多職種が一丸となり、365日のリハビリサービスを提供する。

 患者の年齢や症状に合わせたプログラムを提供できるのも特徴。自動車の運転再開に向けドライブシミュレーターなども活用する。

 また、退院後のリハビリを支える患者家族のケアにも力を入れる。

 小野玄医師は「患者さんの症状や家族の意思も尊重し、在宅でのリハビリをサポートします。必要に応じて退院前の訪問指導では事前に自宅を確認し、介助方法の提案等を行うほか、訪問リハビリでは定期的に介助者の悩みなどもお聞きします。主治医とも情報共有し、社会復帰に導いていきたい」と語る。

ドライブシミュレーター
小野玄医師