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大川原脳神経外科病院

JR東室蘭駅から徒歩5分。脳ドックにも対応

手術用外視鏡など先進技術の導入で救命を実施

 室蘭市を拠点に西胆振の地域医療に貢献する「大川原脳神経外科病院」。迅速な救命に取り組んでおり、初期対応が生死や後遺症の有無を左右する脳神経疾患の急性期病院として365日24時間体制で受け入れる。2023年の手術実績は250件(うち血管内手術は123件)を数えている。

 先進的な医療機器も備えており、今年6月には、オリンパス社製の手術用外視鏡を導入した。手術時の手元の映像を大型パノラマモニターに4K3Dで投影するもので、精度の向上や迅速な情報共有につながった。

 さらにロボットリハビリやAI画像診断、外来時のAI問診なども活用。看護業務や薬剤業務もIT化している。

 在宅復帰や社会復帰もサポートしており「地域包括支援センター」「居宅介護支援事業者」と連携する。

 このほか未来の医療者の育成に向け、若者らの見学も積極的に受け入れている。

●診療科目
脳神経外科、神経内科、リハビリテーション科

●診療時間
月~金 8:30~11:30、13:30~16:30
土曜  8:30~11:30

●休診日
日曜・祝日(救急は24時間365日体制)

手術用外視鏡は道内5番目の早さで導入(写真提供オリンパスマーケティング)