大川原脳神経外科病院

手術用外視鏡も導入。先進技術で救命に取り組む
室蘭市を拠点に西胆振の地域医療に貢献する「大川原脳神経外科病院」。2024年の手術件数は298件で脳神経疾患の急性期病院として365日24時間体制で患者を受け入れてきた。
初期対応が生死や後遺症の有無を左右するため迅速な救命に注力。医師の執刀スキル向上に加え、各種新型機器で医療を提供する。
24年6月には、オリンパス社製の手術用外視鏡を導入した。手術時の手元の映像を大型パノラマモニターに4K3Dで投影するもので、精度の向上や迅速な情報共有につながった。
さらに、AI画像診断やロボットリハビリ、ドライブシミュレータ、外来時のAI問診なども活用する。
また、バイタルデータを電子カルテへ自動転送する装置や呼吸数と心拍数を把握するベッドも導入し、業務の軽減も試みる。
このほか未来の医療者の育成に向け、若者らの見学も積極的に受け入れている。
●診療科目
脳神経外科、神経内科、リハビリテーション科
●診療時間
月~金 8:30~11:30、13:30~16:30
土曜 8:30~11:30
●休診日
日曜・祝日(救急は24時間365日体制)
